活動について ①

こんにちは☆

 

ちょっとお出かけをしておりまして、

更新が滞ってしまいました(- -;)

 

最近の 最高気温は 43!! 

かなり暑くなってきて、

暑さにやられて 毎日眠たいですが…

相変わらず マイペースに

元気にやっております!!

 

つい最近、

あたり一面が砂だらけの天気、

グバール (直訳=ほこり)

体験しました。

 

朝、砂っぽい匂いで目覚め、

窓から外を見ると、

薄いオレンジ色 (砂の色)

 

お外が 一日中

こんな感じでした。

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これからの、

夏本番までの季節に

何回かあるようです。

 

 

さてさて、

本日のお題は、活動について!!

 

ブログを見直してみると、

“お出かけ” の内容が多く、

本当に活動しとるんかぃ?!

っと ツッコまれそうなので…

お出かけした内容については、

またの機会に(^^;)

 

 

先日、 “中間報告会” という

パワーポイントを使い

日本人ボランティアに

発表する会があったので、

それを基に

活動紹介をしま~す☆

 

ちゃんと ブログに書いたことが

なかったように思いますが…

ワタクシ、

障碍児にリハビリを行う NGOの施設で

理学療法士として活動しております!!

 

ここの施設は、

非常勤のドクター(整形)

週に3回 診察を行っており、

そのドクターの指示のもと

日曜日~木曜日の

9時 から 14時半、

リハビリテーションを行っています。

( スーダン国内 どこの どんな職場も

 だいたい 15時終了です!! )

 

同僚は女性6人。

1人は、理学療法

お勉強をした方のようです。

その他の人は、

ここで研修を受けて 経験をもとに

治療をしている方達。

 

勤務年数 5年~十数年。

みなさん 経験豊富です。

 

対象疾患は、主に脳性麻痺

他には、

二分脊椎、先天性奇形、ダウン症 等。

 

日本とちょっと違うなぁと思うのは、

Club Foot:先天性内反尖足

(足首が内側に曲がっている)

患者さんが多いなぁって事。

 

そして、障碍の重症度が低いなぁって事。

 

スーダン国内、

小児を対象に リハビリをしている施設が

少ないこともあり、

遠方から 来られている方も多いです。

 

整形ドクターが

股関節脱臼、尖足、奇形 等に対して

手術も行っています。

 

日曜日 と 木曜日は、

Club Footの治療。

 

ICRC(国際赤十字)が、

私が配属する 数年前から

器具の提供から指導まで

全面的にサポートしているので、

ここは マンパワーとして お手伝い。

 

評価表をつけ、

ギプスを巻いて矯正。

その後、

外転装具のフッティング行います。

 

活動のメインは、

火曜日~木曜日の

(木曜日は 両方の患者様が来るので

 人口密度が高いっ!!!)

脳性麻痺 等 の疾患に対する

理学療法

 

まずは 現地スタッフと一緒に

治療をする!!!

 

マンパワーとして来たわけではなく、

“より良い療育が出来るように助言”

 “リハビリ技術や知識を伝達”

という 要請内容ですが、

 

この環境で、ここにいる患者さんに

どうやって 治療していくのか、

やってみないと分からない!!

 

いきなりやってきた

この施設のことを 何も知らない若造に

あれこれ 言われても

説得力がない!!

 

そして、

何と言っても…

アラビア語がチンプンカンプン!!!!

 

ということで、

実施したこと

①    全力で治療をする

②    アラビア語を頑張る

を実施。

 

①    の目的は、

・何ができる人なのか知ってもらう

・この仕事を楽しそうにやってるなぁって

 興味を持ってもらう

・患者様により良い治療を提供し、

 患者様の要求を高め、

 技術改善の必要性を生み出す 

の3つ。

 

②    に関しては、

以前、ブログで何回かご報告したように…

とにかく 頑張る(- -)/

 

1ヶ月くらい 一緒に働いてみると、

仕事の流れ や

この施設の雰囲気が

何となく 掴めてきます。

 

目に余る ヒドイ対応をする方はいなく、

和やかで 穏やかな雰囲気です。

 

外国人ボランティアが

来る機会が多い施設ですし、

マンパワーは大歓迎なので、

問題なく スムーズに

一緒に 働き始めることができました。

 

スーダン国内の様子を見る限り、

ここのスタッフは、

よく働いている方だと思います。

 

1日に、10人以上の患者様をみています。

 

Club footの日は、

ドクターの診察開始が遅いため、

14時半を過ぎても

ちゃんと 対応しています。

 

よく頑張ってるなぁ!! と

思うのですが…

もちろん、

気になることもでてきます(^^;)

 

環境に慣れすぎてしまうと

見えにくくなってしまう事も多いと思い、

当初 書き出した物がコレ。

 

[時間に関して]

・患者様の待ち時間が長い

・開始時間、休憩時間がはっきりしない

・仕事が非効率

 (準備ができていない)

 

[治療に関して]

・ニードを把握していない

・名前を把握していない

・評価がない

・効果が分からない

・目標がない

・記録がない

・治療目的が分からない

・ストレッチの方法が不適切

・動作練習の方法が不適切

・椅子の使い方が不適切

・保護者への説明がない

 

[その他]

・マットの拭き方

・職員の手洗いなし

リスク管理の概念なし

・物品点検なし

・カルテ整理できていない

 

できていない

不適切 

なし

ない ない ない・・・

と書きましたが、

 

[時間に関して] は、

ここの施設に限らず、

国全体として。。。文化が?!

うぅ~ん。。。難しい問題。

  

[治療に関して] は、

ドクターの指示箋に

“立つ練習” と 書いてあれば “立たせる”

“座る練習” と 書いてあれば “椅子に座る”

“ストレッチ” と 書いてあれば “手・足を動かす”

“歩く練習” と 書いてあれば

  “トレッドミルで歩く”

“バランス練習” と書いあてれば

  “ブルブル振動する機械の上に立つ”

 

「評価をしながら、患者様の特性に合った

 より効果的な治療方法を探り、

 変化を感じる」

 

という 理学療法の醍醐味

(個人的見解ですが…)

一切 合切 省略した

とても シンプルな内容。

 

でも、この方法 すごく画期的だなぁ!!!

と 思うのです。

 

“何かやって欲しい” という

患者様がたくさんいて、

でも 専門職の人がいない。

 

そんな状況で、

効果的ではないけど

何もしないよりは良くて、

専門知識がなくても 危険が少ない。

 

とりあえず、量をこなすことはできる。

 

何事も、まずは始めることからですよね!!

これを、提案した人

スゴイなぁ!!って思います。

 

まぁでも、

このままで良いわけではなく

次は、質の向上を!!!

 

そんな 段階かと思っています。

 

[その他] に関しては、

そもそも みんな

細かい事を気にしない。

必要性を感じていない。

 

そこで、実施したこと

③ 自分一人でできる事をする。

 

壊れている 椅子を修理したり、

カルテを整理してみたり。

 

やる気になれば、

もしくは

再度 壊れた時に

現地スタッフの人でも出来るように、

 

気づいたことを

お金をかけることなく、

ここにある物を使って、

地道に改善していく。

 

そのうち、

一緒にできたら良いですけどね(^^;)

 

 

自分一人でできない事は

難しいですが…どうにかしたいなぁ。

衛生管理とか。

 

周産期医療がどういう状態なのか。

乳児の死亡率がどのくらいなのか。

統計などがなく、

きちんとした事は 分かりませんが、

 

ここに来ている患者様

いや スーダンの障碍児の方達。

この過酷な暑さの中で

この衛生状態の中で

この医療環境で

 

生き残ることができた

重症度が低くて

身体がある程度丈夫な子。

 

現状では、

優先順位は低いですが…

何かしらの

情報を提供できたらいいなぁと

思っています。

 

 

そんな感じで、

3ヶ月ほど 一緒に働いて、

 

自分が帰る時に、

どうなっていたら良いかなぁ

という事も踏まえ、

目標をたててみました。

 

まずは、

“患者様の満足度を向上させる”

 

何はともあれ、

「患者様が

 より良い療育を受けられるようになること」

これに、尽きます。

 

治療内容も もちろん大切ですが、

時間の管理だったり、

患者様への接し方だったり…

そういった 諸々も含めて、

満足度かなぁと。

 

そして、

“現地スタッフの満足度を向上させる”

 

この仕事いいなぁと思ってもらえて、

この職場いいなぁと思ってもらえて。

 

そんな気持ちになってもらえれば、

より良い仕事に繋がる。

より良い雰囲気の 施設になる。

 

イキイキと

そして、

この仕事に誇りをもって

働いているスタッフ。

そんなスタッフに

療育に携わってもらえれば、

患者様にとっても

もちろん プラスになる!!

 

もう一つは、

“補装具に関わる”

 

今は、

患者様が

医師の指示箋を持って、

隣接する工房に行って、

椅子 や 装具を作ってもらっています。

 

リハスタッフの介入は ゼロ です。

 

この仕事は、

患者様の身体機能を向上させる事ですが、

どうしても難しいことってあります。

 

そんな時、

今持っている機能を

より効率的に使える方法・環境を考えて、

日常生活に活かせるように

身体能力を向上させる事。

これも、大切な仕事です。

 

足りない機能を補う 補装具は

より良い 生活を送ってもらうために、

欠かせない物です。

 

また、悪くならないように予防する。

そのためにも、補装具は重要です。

 

そして、

ちょっとした違い

例えば ベルトの位置一つで、

劇的に パフォーマンスが変わることもある

とても 面白い分野でもあります!!

 

たくさんの患者様がきて、

時間をとることができないのが

現状です。

確かに、難しい。

 

でも、もっと効率よく仕事をこなし、

流れを作れば

不可能ではない!!

 

せめて、完成品をチェックして

正しい使い方を伝達したい!!

 

そう思っています☆

 

 

ふぅ~!!

活動に関して

書いてみていますが、 

 

レポートみたいで

面白くないですねっ (><;)

あはははっ!!!!!

 

長々とすみません(T T)

 

3分の1くらいは、

書いたかなぁ。。。

 

今日は、この辺で。

 

次回も、

活動について  続きを

ご報告させていただきますので、

しばし お付き合いください(- -)/

 

では、また ♪