ヒジュラ歴の新年(السنة الهجرية)
昨日は、
ヒジュラ歴の新年
السنة الهجرية (アッサナ アル ヒジュリーヤ)
でした。
といっても、
ただただ 普通の休日☆
ラマダンの時は、
新しい服を買ったり、
大掃除をしたり と
大忙しの様子でした。
イードの時は、
羊くんを さばいたり、
親戚が集まったり と
みんな ウキウキしていました。
何人かに
聞いてみたのですが、
新年は 特に何もなく、
“ いつも通りお祈りをして
たくさん寝る ”
とのこと。
実際、
新年であり
休日であることを、
前日まで 知りませんでした(^^;)
さて、ヒジュラ歴 とはなんぞや ??
という方のために、
今日は、
ヒジュラ歴について
説明してみます!!!
分かりやすく説明できるか、
チャレンジ!!!
ざっくり 説明するので、
言葉足らずなところは、
ご勘弁ください!!
そして、
間違っていたら…
ごめんなさいm(₋ ₋)m
まず、
日本では 太陽歴(たいよう れき)
を使っています。
太陽暦とは太陽が基準。
地球が太陽の周りを
1周するのにかかる日数を1年とします。
これが、だいたい365日。
4年で約1日、
季節 (日照時間・天候など)と
暦 (〇月〇日)の
ズレが生じるので、
閏日(うるうび)で調整。
閏日がある年が、
いわゆる 閏年(うるうどし)です。
季節 と 暦 の
ズレが生じるっていうのは…
太陽が高い位置に昇って、
太陽が出ている時間が
長くなるのが 夏。
少しずつ ズレて、
今年の 夏 は 7月 です。
10年後の 夏 は 6月 です。
20年後の 夏 は 5月 です。。。
となると、季節と暦が一致しない。
5月=初夏=田植えをしましょう!!
ってな具合に、
作物を作ったりする場合は、
太陽暦の方が便利かと思われます。
一方、
月の満ち欠けを基準にしています
月の見え方は、
地球・太陽・月 の位置関係で変わります。
新月 (月が見えない日) から始まり、
少しずつ 右側が大きくなり、
三日月 になり
半月 (上弦の月=右半分の月) になり
満月 になる。
満月 から、
少しずつ 右側が欠けて小さくなり、
半月 (下弦の月=左半分の月) になり
三日月 になり
新月 (月が見えない日) になる。
この
月の満ち欠け に合わせて、
“ 新月(月が見えない日)=新しい1ヶ月の始まり ”
とするのが、太陰暦。
だいたい、この長さが、
30日に満たないので、
太陽暦 (太陽基準) と
太陰暦 (月基準) は、
一緒にならない。
今は、ここスーダンでも
日常生活は
太陽暦 (太陽基準) を使っています。
でも、
昔は 太陰暦 (月基準) だったので、
宗教に関することは、
太陰暦 (月基準) に沿って
行われています。
“ 今年のラマダンは、6月 ”
とか、
“ ラマダン月は、毎年違う ”
っていう言葉を
耳にしたことがあるかと思いますが、
これは、
太陽暦 (太陽基準) と
太陰暦 (月基準) が一緒に
ならないからです。
もう
頭の中が グチャグチャの方も
いるかと思いますが…
( きっとこれを
読んでくれているであろう
あの子 と あの子 は
混乱しているはず(^^;) )
ヒジュラ歴は、こんな感じ。
スーダンの人が作った
スライドの写真を
そのまま のっけちゃうっ!!
話がそれますが、
背景のデザインが
とっても素敵で
お洒落なスライドが多かったのが
印象的でした!!!
自分が作るスライドも、
もっと遊び心がいるなぁ…
と反省(^^;)
昨日が、
ヒジュラ歴 第1月。
1回目の新月の日であり、
新年でした。
ちなみに ラマダン は、
ヒジュラ歴 第9月。
要するに 9回目の新月の日が、
断食を始める日です。
今年はヒジュラ歴でいうと、
1439年らしい!!
ヒジュラ歴 元年。
始まりは いつ?? かと申しますと…
預言者 ムハンマドが、
メッカ から メディナ へ
ヒジュラ(=“移住”という意味)
した年らしいです!!
あはははは~!!!
なんだか 疲れましたね(^^;)
かなり 時間がかかってしまいました。
本日は、この辺りで。
次回は、ややこしくない
楽しい 話題にしたいと思います(^^;)
暦 ・ 月の動き ・ 太陽の動き に
興味がわいた!!
ちょっと新しい気持ちで、
月を眺めてみた!!
っていう方が、
一人でもいると…
とっても嬉しいです!!!
では、またっ(^^)/